スポンジ生地、クリームやゼリーを冷凍して流通させたいが、冷凍乾燥や澱粉が老化することでしっとりしていた生地がパサついたり、クリームにヒビが入ったり、離水して食味や見栄えが悪くなる現象が起こっていた。増粘剤等も試してみたが、食感に影響が出たり、効果が弱かった。
【スポンジ生地・生クリーム・ゼリー】凍性耐性の向上による品質改善
- 製菓、製パン
- 目的
- 品質改良風味
- 食品
- パン菓子
- 製品
- 調味シラップH-90P
課題や背景
添加による効果
冷凍保管による澱粉老化、油脂分離、離水(ドリップ)を抑制することで、長期保管してもしっとりしたスポンジ生地、滑らかな口当たりの生クリーム、ひび割れのないデコレーションケーキ、解凍時に離水のないゼリーを作れるようになった。出来立ての美味しさ品質を保持できることで、需要期に向けた事前の作り込みや食品ロスの改善にもつながった。