オレンジやレモン、りんごなどのフルーツを活用した、フルーツ由来の爽やかな香りや酸味などが特徴のステーキソースを作りたいが、コクやボディ感・味の厚みが足りず、さっぱりしすぎた印象になってしまう。
【ステーキソース】フルーツの爽やかな香り・酸味と味厚みの両立
- 調味料
- 目的
- 調味
- 食品
- 畜肉加工品調味料
- 製品
- 洋風こく味
課題や背景
添加による効果
洋風こく味を0.3〜1%配合することによって、爽快な酸味を効かせつつ、自然な旨味・コクが付与され味に厚みのあるソースに仕上がった。
詳細情報
ガストリックソースをヒントに作られた万能調味料
洋風こく味は、フランス料理のコクだし手法である、砂糖と酢を加熱して作る「ガストリックソース」をヒントに作られた万能調味料です。
調味料やソース全量に対して0.3〜1%配合することで、コク、旨み、熟成感などを引き上げつつも酸味や苦味のアクセントを付与し、複雑で深い美味しさを引き出します。
フルーツの素材らしさと味の厚みの両立
フルーティ感や酸味などの素材らしさを狙った味作りだとコク、ボディ感、味の厚みに物足りなさが残りますが、洋風こく味を少量配合するだけで、素材感を引き上げながらも自然なコク、味の厚みをアップさせます。
レモン風味のステーキソースやフルーツ仕立てのステーキソース、ポークソテー用のオレンジソースなどに配合することで、先味のフルーツ風味インパクトと後味のコクの両立が可能です。
化学調味料不使用の自然なコク、旨味
洋風こく味は食品素材であり、グルタミン酸ナトリウムや酵母エキスなどのコク付与素材に比べて、素材感、自然さの点で嗜好性の異なる効果を有しています。