加熱料理でコクや旨味、調理感を出そうと加熱を加えると、トマトの素材本来の風味や酸味、旨みが損なわれてしまう。冷凍やレトルト加熱をすると、出来立ての素材感、フルーティ感が消失してしまう。
【トマトソース】冷凍・レトルト加熱でもトマトの素材感維持
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課題や背景
添加による効果
洋風こく味を0.3〜1.0%配合することによって、トマトの素材本来の旨味や酸味を引き上げながらも加熱によるコク・調理感を増強することができた。また、冷凍解凍やレトルト加熱をしてもトマトの素材感が維持された。
詳細情報
素材の旨味、持続性あるコクと調理感を増強
洋風こく味は、フランス料理のコク出し手法である「ガストリックソース」をヒントにした万能調味料です。
米酢や砂糖といった食品素材で作られた調味料で、少量配合するだけで、トマトの素材感、酸味を引き上げながらも持続性のある自然なコクと旨味、調理感を付与します。
色への影響が少ないため、トマトの鮮やかな赤の彩りを損ないません。
冷凍・レトルト加熱しても素材感
通常、冷凍や加熱殺菌をするとトマトの素材感、フルーティ感・酸味が消失しますが、洋風こく味を配合することで、冷凍・加熱殺菌時の素材感の消失を抑制することができます。
使用例
トマトグラタン
濃厚なトマト感、煮込み感がアップし、深いコクの中にも酸味があるソースに。
その他、チキンソテー、クリームパスタ、チキンライスなどに使えます。